ヒーラーとしての歩み方とは?
(気功)整体業に携わっている方は、今後新しい施術法が加わることになります。さらに多くの方のために役立てていただき、邁進されることを願っております。
「気功師になりたかった。」という方は、
このセミナーを受けた直後から、
気功整体師としてデビューすることができます。
店舗を借りても、自室でも、もちろん出張でも・・・
自分で屋号を作って、気功整体院または、ヒーリングサロン(?)
という形で、料金を頂き、運営していくことになります。
手書きで、チラシを作りポスティングをしたり、雑誌や新聞の折り込みなどに広告をいれたり、まず知ってもらうことが大事です。
今は、インターネットという優れた媒体が存在しますので、低コストで宣伝することもできますので、私が始めたころよりもはるかに恵まれていると思います。
それでは頑張ってください。
・・・と言いたいところですが、
やはり、不安がある方もいると思います。
ひとつは、「自分に気功の力が身についているのかどうか?」
そして2つ目、「訪れた患者さんに満足してもらえるのだろうか?
(お金をもらってもいいのだろうか?)」
セミナーに来られた方にまず、自発動というのを行います。
身体が左右前後に揺れ、後ろに倒れてしまいます。
この時点で気の流れをコントロールする力は身についています。
私が、太鼓判を押します。
そして、この力は決して、衰えたり、なくなったりすることはありません。
なので、自信を持ってください。
自信というのは、自分の力を信じるということです。
このニュアンスが難しいのですが、
信じる=信じようとする。
ということではありません。
呼吸をするのと同様に考えてください。
意識して、呼吸をしていることは少ないですよね。
吸ったら、吐いて、吐いたら、吸って・・・
無意識に繰り返しています。
「わたしって本当に呼吸できているのかしら・・・?」
なんて疑問に思うことはないだろうと思います。
この生理機能は人間誰にでも、自然に備わっています。
呼吸ができることと、同様に、
氣をコントロールする力が身についているのは、
当たり前のことであると無意識に認識させてください。
もうひとつは、訪れた患者さんを満足させてあげられるかどうか?
あなたの施術を受けた方は、
「よかった。気持ちよくなった。」
と言うかもしれません。
「でも、本心はどうなんだろう?」
と勘繰ってしまうこともあるかも知れません。
腰が悪くて、歩くことさえ困難だった人が、
施術後、すっと立ち上がってとび跳ねたりする姿を見れば、
そんな疑念も吹っ飛んでしまいますが・・・
疑念を抱いたり、不安を持っているうちは、相手の氣の流れをよくすることはできません。
相手にその不安要素が、潜在意識から伝わってしまうからです。
また、「私の力で治してあげよう。」などと、
力んだり、欺瞞を持つこともいけません。
邪気を送りこんでしまうことになるからです。
相手のことを想い、「よくなってね。楽になってね。」
と、言葉を口にしなくても送りこんであげることです。
さて、はじめての患者さんがあなたのところに訪れました。
設定した料金は、必ず頂いてください。
緊張して、会話も動作も
ぎこちなくなってしまうこともあるかも知れません。
でも、
今、売れている歌手でも、
初めて大勢の人前でマイクを握った日があります。
ベストセラーの作家でも、初めてペンを握った日があります。
カリスマ美容師と呼ばれている人でも、
初めてお客様の髪を切った日があります。
今や、人気のラーメン屋の店主でも、
初めてお客様に出したラーメンがあるのです。
心配は要りません。誰でも通る道なのです。私もしかりです。
2人、3人と施術をかさねていくうちに、慣れてきます。
だんだんと自分の仕事に誇りが持てるようになってきます。
そんな中で、
「来てよかった。」
と、口に出さずとも、心の底から喜んでくれる方が必ず現れます。
その日は、生涯忘れることのできない1日になるはずです。
人に喜んでもらうことこそが、
気功整体師の唯一の使命であると感じることができるようになれば、
きっとすばらしい気功整体師になるに違いありません。
前のコラム 気功整体師 岩瀬靖二のコラム 「手をかざす時の注意点」